受託開発の難しさと請負契約の課題

受託開発や請負契約は構造的な問題を抱えています
こんなご経験ありませんか？

受託開発の難しさ…

見積の妥当性が検証しづらい

いくらで作れるのか、発注側が客観的に評価しにくく、金額や期間の妥当性がブラックボックス化しがちです。

本当に必要なものが伝わりにくい

開発経験が少ないと要望を言語化しにくく、コミュニケーションの齟齬が発生。結果的に手戻りや遅延が起きます。

コストとリスクを能動的に管理しづらい

要件提示後に見積もりが出るため、「期限を優先して機能を削る／予算内で優先度を入れ替える」といった調整が取りにくいことがあります。

請負契約の課題…

不確実性のもとで安全マージンが積まれる

納期遵守が契約上の前提となるため、リスクを織り込んだ冗長な見積もりになりがちです。

クライアントとデベロッパの利害がズレやすい

クライアントは早く安く、デベロッパは遅延回避・品質確保のため余裕を見ます。結果、協働より交渉が前面に出やすくなります。

契約時期と開発工程が噛み合いにくい場合がある

契約時点では最終像が未確定なことが多く、後半に想定外の変更が発生すると摩擦が生じます。

TRY-skelionなら

料金を事前公開し、価格透明性を担保

機能別の料金表を事前公開。価格表からどの機能を入れる／外すの判断がしやすく、価格の恣意性を抑制できます。

※プロトタイプ／ベータは固定価格。本開発は「機能パッケージ＋個別見積」で提示

"触れるプロトタイプ"を起点に合意形成

文書ベースでは漏れやすい前提を、試作アプリ（プロトタイプアプリ）で早期に確認可能に。

仕様書を大量に用意せずとも、ユーザ体験と同等の体験を共有しながら開発を進められます。

3フェーズ契約でリスクをおさえる

開発を「プロトタイプ開発」、「ベータ開発」、「本開発」の３つに分割しました。

フェーズごとに契約・成果物・費用を区切るため、法的、費用的なリスクを下げながら中断や方向転換にも柔軟に対応できます。

開発の費用・期間の例

ECアプリ

（自社商品販売アプリ）

自社グッズのECサイトをアプリ化。

ユーザーは商品検索・カート決済・お気に入り登録が可能。

プッシュ通知でキャンペーン配信を行う。

Phase 1

プロトタイプ

購入フローのモック実装

¥400,000×2回

Phase 2

ベータ

画面仕様決定（約10〜12画面）＋画面仕様決定

¥820,000

Phase 3

本開発

デザイン、決済、在庫管理、通知、購入履歴などの設計、実装

機能パッケージ

¥2,000,000 +

カスタム

¥800,000

開発期間：3〜4ヶ月

¥3,800,000

来店スタンプアプリ

（飲食店チェーン向け）

10店舗で利用できる来店ポイント（スタンプ）アプリ。

来店時のQRコード読み取りでポイント付与、特典交換が可能。

顧客データ（年齢・性別・時間帯）を簡易的に収集。

Phase 1

プロトタイプ

初回インストール時のスタンプ付与までのフロー

¥400,000

Phase 2

ベータ

画面仕様決定（約8〜10画面）＋画面仕様決定

¥520,000

Phase 3

本開発

デザイン、ポイント機能、特典交換、データ収集

機能パッケージ

¥1,000,000 +

カスタム

¥500,000

開発期間：2〜3ヶ月

¥2,420,000

SNSアプリ

（小規模コミュニティ向け）

限定コミュニティ向けのSNS。

ユーザー登録・投稿・コメント・フォロー機能を実装。

Phase 1

プロトタイプ

登録動線の検証

＋投稿フロー

¥400,000 ×2回

Phase 2

ベータ

画面仕様決定（約16〜20画面）＋画面仕様決定

¥820,000

Phase 3

本開発

デザイン、ユーザー登録、投稿、フォロー、通知

機能パッケージ

¥1,800,000 +

カスタム

¥500,000

開発期間：4〜5ヶ月

¥3,920,000

※上記はあくまで想定例です。実際の要件・デザイン仕様・バックエンド構成により変動します。

　TRY-skelionでは初回ヒアリング後や本開発契約前などで随時お客様のご要望に応じた見積もりを行っております。

開発方式の比較

TRY-skelionは、コスト・柔軟性・開発速度のバランスに優れた開発方式です。
コストを抑えながら、高いカスタマイズ性と迅速な開発速度を実現します。

開発タイプ	TRYskelion	ノーコード※1	ラボ型（準委任） ※2	パッケージ※3	一般受託（一括見積もり） ※4
契約形態	請負契約フェーズ毎に契約	SaaS利用契約月額+初期費用	人月契約	固定料金	請負契約
開発コスト	中	低〜中※初期費用等	なし※人件費のみ	低〜中	中〜高
維持コスト	低い※年間保守契約	高い※月ごとの利用料	高い※数百万〜チーム規模による	低い	低い
カスタマイズ性	高い	低〜中	高い	低い	高い
開発速度	速い	速い	案件依存	非常に速い	不安定
適した案件	中小企業、独自性の高い業務やサービス比較的規模の小さいサービス	ブランドアプリマーケティング用アプリ	新規事業大規模不確定案件	EC、予約などパッケージと合致した用途	仕様が明確なシステム業務系、大規模案件

※1　ノーコード開発：GUIで構成を変更するサービスを想定。ソースコードの提供はなく、継続運用には月額費用が発生。
※2　ラボ型開発（準委任）：専属チームを月額で契約し、開発作業を委任する開発形態。柔軟だが、マネジメント負荷が高い。
※3　パッケージ型開発：特定用途（EC・マッチングなど）向けのテンプレートを元に開発する形態。コストが低く、開発速度も非常に早いが機能に制限があることが多く、用途がマッチしない場合は開発不可なことも。
※4　一般委託（請負）：一括見積もりで進めるウォーターフォール型を想定。中〜大規模案件で一般的な契約形態だが、契約内容やプロジェクト進行によっては炎上リスクあり。

小〜中規模のアプリが特におすすめ

TRY-skelionは、コスト・柔軟性・開発速度のバランスに優れているため、段階的に開発を進めながら、試行を重ねて「本当に必要な」アプリを形にできます。大規模なフルスクラッチ開発ほどのリソースを必要とせず、まずは最小限の機能でビジネスを立ち上げたいケースに最適です。

＼機能概要や料金事例をご確認いただけます／

資料ダウンロード

よくある質問

なぜ開発料金を公開できるのですか？

独自の開発基盤を活用し、実装品質と工数を標準化しているためです。
一般的な受託開発では、プロジェクトごとに担当者や難易度が異なるため、安全マージンを含めた見積もりが必要になります。
弊社では、機能ごとに再利用可能なコード資産と開発テンプレートを整備しており、品質と工数のばらつきを抑えた上で、カスタマイズ性と柔軟性を両立しています。

見積もりだけお願いすることはできますか？

可能です。ヒアリングベースの簡易見積もりを無料で行っています。
正式契約前に全体のコスト感を把握していただけます。開発相談予約フォームからご予約ください。

どの段階から費用が発生しますか？

契約締結後（プロトタイプ開発フェーズ）から費用が発生します。見積もり・打ち合わせ段階でのご相談は無料です。
各フェーズとも契約形態は一般的な請負契約であり、納品後に開発料を請求させていただきます。

開発期間の目安はどのくらいですか？

プロトタイプ開発で2〜4週間、ベータ開発で3〜6週間、本開発で2〜3か月が目安です。アプリの規模や機能数により変動します。

他社で途中まで進めたプロジェクトの引き継ぎは可能ですか？

原則として引き継ぎ開発は行っておりませんが、仕様書や既存アプリの状態によっては対応できる場合があります。個別にご相談ください。

TRY-skelionはどのようなアプリに向いていますか？

MVP開発やサービス初期段階のアプリ、複数回の改善を見据えたプロダクト開発に特に適しています
既存の業務システムや大規模アプリも、段階を踏む開発によってリスクを抑えながら進行できます

デザインやUI制作も依頼できますか？

可能です。社内デザイナーまたは提携デザインパートナーによるUIデザインをご提供しています。

アプリのリリース（ストア登録）も代行してもらえますか？

はい。App Store / Google Play への申請代行を承ります。アカウント開設からリリースまでサポート可能です。

TRY-skelionの名前の由来は？

「Try（挑戦）」と「Triskelion（三脚巴）」を掛け合わせた造語です。段階的に試し、育てるプロダクト開発の姿勢を象徴しています。